スタイリスト望月律子さんが語る、リバティプリントの魅力
素敵なゲストをお招きして、リバティプリントの魅力についてお話を伺う本企画。今回は、人気スタイリストの望月律子さんが登場。リバティとの出会いから愛用品、新作についてまで、リバティへの想いを語っていただきました。
スタイリスト
望月律子さん
約20年以上にわたり、女性誌を中心に、ブランドの広告のスタイリングやトークイベントで活躍。ベーシックアイテムを用いた洗練されたスタイリングに定評があり、自身が主宰するファッションレンタルサロンも人気を集める。
“ブランドに歴史があって、独自の世界観がある”
――初めてリバティプリントに出会ったのはいつですか?
確か、スタイリストの仕事をするようになってからだったと思います。リースに訪れたセレクトショップがリバティプリントの生地を使ったアイテムの貸し出しを行なっていたんです。その後もセレクトショップやブランドでリバティプリントのアイテムをよく目にしました。どこも小花模様の生地を使ったものが多かったので、フェミニンな印象がありましたね。
――当時と今とで印象は変わりましたか?
数年前にリバティさんとお仕事でご一緒する機会があり、小花模様以外にもプリントがあることは知っていましたが、印象がガラリと変わったのは今年の夏。セミオーダーの体験企画で日本橋店に足を運んだのですが、シックなものからフェミニンなものまで柄の選択肢の多さに驚きました。
――望月さんがリバティプリントに魅了される理由は?
ブランドにしっかりとした歴史があり、独自の世界観を持っている点に惹かれているのだと思います。以前は単に「可愛い」という気持ちで心を動かされていましたが、年齢を重ねるにつれて、自分が何を大切にし、何にお金を使うべきかを考えるようになりました。今では、見た目やデザインの「可愛さ」だけではなく、その奥にある価値観や背景に心を動かされるかどうかが重要になっています。それを手にしたとき、自分自身が心地よさを実感できるかが決め手なのだと思います。
“「柄をなじませながら効かせる」感覚が好きです”
――セミオーダーの企画でピーコックプリントのパンツをオーダーされましたね。
アイテムだけでなく、パンツのシルエットや柄まで、自分の好きなように選べるのが嬉しかったです。選ぶ過程で柄の歴史を教えていただける機会もあり、そういった体験を含めて、自分だけの特別なアイテムになったように感じました。この奥行きのあるプロセスも、とても楽しかったです。
冬はざっくりしたニットと合わせて楽しんでいましたが、これから春にかけてはジャケットやシャツとのコーディネートを考えています。かっちりとしたアイテムに、抜け感のあるパンツを合わせて、ミックススタイルを楽しみたいですね。
――はき心地はどうでしたか?
生地がとても滑らかで、はき心地が抜群でした。着心地やはき心地の良さは、デザインが「可愛い」という以上に大切なことだと思います。一日中身に付けていて肩が凝ったり、使い勝手が悪かったりすると、それだけでストレスになってしまいますよね。年齢を重ねるにつれて、質感へのこだわりがますます強くなってきたと感じます。
――望月さん流の柄の取り入れ方を教えてください。
“柄を効かせる”のではなく“柄をなじませながら効かせる”感覚が好きです。昔はスタイリングのアクセントに柄を活用しようと思って選んでいましたが、あるとき、普段のスタイリングにほぼ登場していないことに気が付いたんです(笑)。それ以来、柄を選ぶときは、自分のワードローブのカラーとなじみやすい色味を選ぶようになりました。コーディネートするときもプリントで使われている一色をリンクさせるようにしています。「アクセント使い」で柄を取り入れる方って多いと思うのですが、“柄初心者”の方はまず、自分のワードローブになじむかどうか…。そこを考えて選択するのがおすすめです。
“長い歴史を持ちながらも、現代のトレンドを上手に取り入れている”
――日本橋の店舗でおすすめアイテムをセレクトしていただきましたが、お店はどんな印象でしたか?
まず、アイテムのバリエーションの豊富さに驚きました。特に、大人気と伺ったネコちゃんのプリントを見たとき、長い歴史を持ちながらも、現代のトレンドを上手に取り入れているブランドだと感じました。アイテムも柄の選択肢も多彩で、大人の遊び心をくすぐられる素敵なお店だと思います。
――リバティをまだ知らない人に向けて、おすすめポイントがあれば教えてください。
まずはお店に足を運んでいただくのが一番だと思います。種類豊富な柄が並び、柄見本も一堂に集められていて、その世界観を直接感じていただくのが大切だと感じました。リバティ=甘い花柄というイメージを持っている方にも、ぜひ訪れてみてほしいですね。店舗に行くと、いい意味でそのイメージが覆されるはずです。
望月さんがおすすめする
アイテムはこちら
クラシックな柄と軽やかさが魅力のジャケット
「クラシックな柄と、カーディガンのようにサッと羽織れる薄手の素材感に惹かれました。アウターは脱ぎ着が簡単なので、普段シンプルなスタイリングの方でも柄を取り入れやすいアイテムです。普段の自分らしさを保ちながら、柄の魅力を楽しめるのが嬉しいですね」
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実用性と可愛さを兼ね備えた、ショルダーストラップ
「実用性も可愛さも求めるって難しいと思うのですが、このストラップはどちらも手に入る優れもの。スマートフォンはもちろん、バッグやカードホルダーのストラップとしても使えるので、楽しみ方が広がります。華やかなデザインがポイントになるので、アクセサリー感覚で使うのもおすすめです」
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人気のコレクション、アイフィスの万能ウォレット
「パスポート、カード、お札、小銭がすっきり収まる収納力抜群のトラベルウォレット(右)は、ブラウン系の柄にゴールドのジップがリッチな雰囲気を演出。ミニウォレット(左)は鮮やかな色使いが魅力的です。どちらもシアー素材のバッグに忍ばせて、透け感を楽しむのもおしゃれだと思います」
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遊び心に富んだ、ハッピープリントの巾着バッグ
「リゾーティなプリントや遊び心をくすぐる動物モチーフのプリントは、ポイント使いにぴったり。寒さの残るこの時期には、オールホワイトやオフホワイトのコーディネートに効かせるのがおすすめです。春夏シーズンには、トレンドのスポーツテイストに合わせて、カジュアルさを払拭するアイテムとして活躍してくれそうですね」
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バッグのスカーフアレンジは、フラップに巻くのが望月さん流
「細長スカーフは、正方形のスカーフよりも実は簡単に巻くことができます。首元や髪に巻いたり、ベルトとして使ったりと、楽しみ方はいろいろ。中でもおすすめは、バッグのフラップ部分へのスカーフアレンジ。シンプルなバッグが一瞬で華やかになりますよ」
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普段のスタイルに溶け込む、シックな花柄スカーフ
「クラシックなプリントと合わせやすそうな色使いが目にとまった大判スカーフ。シックなプリントの中に映える白も素敵で、コーディネートを軽く見せてくれそう。前後で色が違うのもポイント。コントラストがつき過ぎていないから、使いやすいと思います」
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モーヴ系のグラデーションバッグは汎用性の高さも期待大
「トレンドのモーヴっぽい色使いがいい。グラデーションになっているのも使いやすそうだなって思いました。フォーマルなスタイルに合うのはもちろん、カジュアルスタイルをリッチにランクアップするのにも活躍。AirPodsケースも同柄で合わせてみました」