スタイリスト福田麻琴さんが選ぶ、アイフィスの最新コレクション
リバティのアイコンとして知られる「アイフィス」の最新作を、人気スタイリストの福田麻琴さんが鋭い審美眼でセレクト。ご本人の私服とミックスした初秋のコーディネート提案とともにお届けします。
スタイリスト
福田麻琴さん
文化服装学院卒業後、アパレル会社勤務を経てスタイリスト森美幸氏に師事。2003年に独立し、女性誌、広告、CMなどで活躍中。フランスに留学するほどのパリ好きで、フレンチテイストに抜け感を添えたベーシックスタイルに定評あり。
Instagram @makoto087
ルックスの良さと実用性を兼ね備えたトートバッグ
リバティのアーカイブデザインを現代的に再構築したアイフィスコレクション。美しいスクリーンプリントを施したコーティングキャンバスを使用し、耐久性も備えたハンドバッグは、オン・オフ問わず活躍してくれる優れもの。(左)A4サイズが楽に入る大きめサイズのトートバッグ。(右)ショルダーストラップ付きの2wayトートバッグ。
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美しい発色のプリントが目を引く、カードホルダーとミニウォレット
リバティのアイコンといえるアイフィスは、ハンドバッグ以外の小物のバリエーションも豊富。(左)ビジネスカードの交換で一目置かれる、存在感のあるカードホルダー。(右)コンパクトながらも、コインポケットや紙幣用ポケット、カードスロットなど、機能面の高さも嬉しい三つ折り財布。
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STYLING 1
適度なサイズ感と色味が好みのバッグは、デイリーに活用
「見た目のコンパクトさとは裏腹に容量があるので、デイリー使いにぴったりだと思い、選びました。ブラウンの色味もモノグラムの柄も合わせやすく、自分のワードローブと相性が良さそう。手持ち、ショルダーの2way仕様で、シーンに合わせた持ち方を楽しみたいです」
ブラウンとベージュのワントーンでまとめた、統一感のあるスタイル
「柄のバッグを持つときはそれ自体がメインになるよう、あまり色を使わないことを意識しています。今回はバッグのブラウンを軸に全体を同系色のトーンで統一。白ではなくベージュのソックスを選んでなじませたのも、こだわりポイントですね」
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STYLING 2
無条件で惹かれた、“小さくて可愛いモノ”
「小さくて可愛いモノって女性なら誰もが自然と惹かれてしまうのでは?(笑)。バッグインバッグとして楽しむのにちょうどいいサイズ感。同じ色・柄のトートバッグとセットで使うと、より可愛さが引き立つ気がします」
イエローをさし色に効かせた、オールブラックスタイル
「バッグのイエローを主役にしたかったので、全身ブラックでコーディネート。デニムジャケット、フレアスカート、エナメルブーツと、同じ黒でも質感の異なる黒を組み合わせて立体感を出しました。映画鑑賞や友達とのランチに選びたいスタイリングです」
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STYLING 3
深みのあるグリーンに心を奪われた、チェーンストラップのバッグ
「最近グリーンのアイテムが気になっていたんです。鮮やか過ぎない深みのあるグリーンなので、大人が選ぶ服ともなじんでくれると思います。カードが入るインナーポケットが便利で、お財布代わりとして使うのもおすすめです」
チェーンバッグをアクセ代わりにした、ラフなパーティースタイル
「白シャツに黒パンツを合わせ、チェーンバッグで華やかさを演出しました。バッグがアクセの役割も担ってくれるので、ジュエリーは最小限で十分。Tシャツやスニーカーと合わせても素敵そう。大人のシンプルスタイルを格上げしてくれるアイテムです」
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STYLING 4
ポジティブな気持ちになれる、鮮やかなイエローのバッグ
「普段、明るい色味のバッグを持たないのですが、単色ではなく色×柄の組み合わせで、なじみやすいと思ったのがセレクトのポイントです。コーディネートを考えるのも楽しく、自然と気分も明るくなり、色のパワーを感じました(笑)」
初秋のマリンスタイルは、イエローをキーカラーに
「バッグが醸し出すハッピーなイメージに合わせて、白、ネイビー、イエローのトリコロールカラーで変化球のマリンスタイルを意識しました。バッグにリッチ感があるので、カジュアルなスタイリングも洗練された印象になるのが嬉しいです」
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STYLING 5
黒に鮮やかな柄で主張する、アクセント効果絶大のチャーム
「黒に映える鮮やかな配色の柄が目に止まりました。このサイズ感、可愛いですよね。バッグと組み合わせるチャームなのですが、しっかりジップが付いているんですよね。何を入れようかな? 鍵やAirPodsもいいけど、ジュエリーやリップもいいかも」
名脇役のチャームを味方に、コーディネートに遊び心をプラス
「グレージュのジャケットにブラックデニムを合わせたミニマムなコーディネート。端正なスタイリングだけど、このチャームのお陰で遊び心が加わり、おしゃれを格上げ。袖のロールアップやフレアデニム×ローファーで肌を見せて抜け感を出すと、こなれた印象になります」